
パウスカートの選び方
フラを始めるには まずはパウスカートが必須アイテム。
懐かしや、私は始めた当時全然分からなくて・・・手芸屋さんで売っているハワイアン風花柄生地で適当にギャザースカートを作って、スポーツクラブのスタジオプログラムに初参加。
あちゃ~な思い出です。
そんな思いをしないためにも、(慎重な方はしないか・・・汗)
どんなパウスカートを選べは良いのか、判断に迷ったら お買い物の参考にして下さい。
目次
パウスカートとは
パウスカートはハワイ語ではPāʻūと表記し、これ自体でスカートの意味を持つそうです。
その昔ハワイでは、タパ(Tapa)と言われる樹皮やティリーフと呼ばれる大きな葉っぱを紐で巻き付け使用していたそうですが、現在はパウスカートと言えば、ウエストにゴム数本を通した生地のものを指します。
フラダンスのレッスンでは、このウエストにゴムを通した生地のパウを使うのが一般的です。
パウスカートのサイズ
パウスカートは、身長に応じて「スカート丈」で選びます。横幅・胴囲に関しては ワンサイズです。
パウは、4ヤード(約3.6m)の布を輪に縫い、そこにゴムを通して作られます。ウエスト周りにたっぷり4ヤードもの布を使うため、とても美しいギャザー・ひだが出来ます。
胴回りの各自のサイズ調整は、ゴムの結び目で自在に出来るようになっています。
パウの丈・長さ
パウのスカート丈・長さは「身長を基本」として後は好みで選ぶのが良いでしょう。
パウスカートの履き方は、基本的には上の部分を腰骨・おへそ下あたりに合わせる「腰ばき」が多いと思います。お教室によってこの辺りは違いますので、ご確認下さい。
そして、この腰履きの状態で、床から20cm~25cm位の所にくるような長さ・丈がバランスが良いそうです。
身長によるパウの長さの目安
身長 | パウスカート丈 |
150cm~ | 65~68cm |
155cm~ | 70cm |
158cm~ | 70~72cm |
160cm~ | 72~75cm |
165cm~ | 75cm~ |
※パウの好みや、履き方によっても変わるのであくまで目安にして下さい。
ちなみに、160cmの私は72cmが自然な感じに思えます。70cmだと、ちょっと短め。75cmだと長めに感じます。
春夏なら少し短めで軽快な感じ、秋冬なら少し長めでドレッシーな感じ・・・と印象で決めても良さそうです。
ウエストのゴムの数
日本で市販されているものは3本、4本、5本くらい。
ハワイでは3本が多く、日本では3本の他4本も多く見かけます。5本ゴムのお店は少なめな印象。
腰ゴムの数でどう違うの?
3本ゴム
一般的に3本ゴムの方が、ゆったりとした曲の時にスカートの揺れが ゆったり動いてキレイと言われています。スカートの揺れを 大きく見せたい!という方は3本ゴムを試してみてはいかがでしょう。
4本ゴム
ウエスト周りが3本ゴムよりも更に引き締まった印象です。腰履きで速い曲を踊る時でも、上にずれたりせずに踊れます。タヒチアンでは4本ゴムが選ばれる事が多いと聞きます。
5本ゴム
こちらも、お好みですが タヒチアンの方が多いのかな?と思います。
5本ゴムのお店は、少なめなので ご紹介しておきます。
Marieesさん
ちなみに、私は3本ゴムと4本ゴムの両方持っております。5本ゴムはまだ履いた事がありません。
ゴムの本数が多いと、ゴムの間隔が狭くなるだけで、見た目の印象はさほど変わらない気がします。どちらが楽か?と言えば個人的な意見になりますがゴムの本数が少ない方がお腹に圧迫感がなくて好みです。(^^♪
本当にこれは、最終的にはお教室の方針と好みかな・・・どっちも主流なので、どちらでも問題はないと思います。
パウスカートのデザイン
シングルパウ
ごく一般的なノーマルなパウスカート。
【取り扱いショップ】
パウスカートショップ
ダブルパウ
2枚重ねのパウです。表情を変えてリバーシブルで使えるものもあり便利です。シングルパウに比べて、多少重みがあります。パウ2枚分の生地を使うので、お値段もシングルパウに比べて高め。
【取り扱いショップ】
パウスカートショップ
切り替えパウ
生地を色や柄の違う別生地に切り替えデザインにして作ったパウスカートです。切り替えにも、バリエーションが色々あります。
裾部分の切り替えやウエスト下の切り替えデザインの他、縦に切り替えた珍しいタイプもあります。
無地の薄紫も、チェック柄(パラカ柄)と合わせることで、かわいらしく。
【ポエポエパウ】紫のパラカとラベンダー無地のポエポエパウスカート
【たて切り替えパウ】 ジンジャー大柄とトロピカルピンクの無地
【取り扱いショップ】
パウスカートショップ
フリルパウ
ウエストやスカートのすそ部分などにフリルの付いたデザインのパウです。
【取り扱いショップ】
パウスカートショップ
オーバーパウ・オーバースカート
こちらはあまり見かけませんが、通常のパウスカートの上に重ねて着用するデザインのスカート。重ねて使う事でダブルパうのように見せたり、印象をチェンジしたりできるアイテムです。
こちらは、AVIVARE(アビバーレ)さんのものです。今は取り扱いが無いようです。
現在取り扱いがあるのは、オーダーパウスカートショップのマリレイさん
パウスカート生地・ファブリック選びのポイント
生地の素材と質感
素材について
練習用のパウスカートは、綿とポリエステルの混合のポリコットンのものが主流です。市販のパウスカートを買う場合も、自作する場合も柄のあるものは、ハワイアンファブリックを選ぶ事をおすすめします。なぜなら、パウに適した質感だからです。
まれにハワイアンファブリックでも、綿100%もありますが、出来るだけ扱いやすくシワになりにくいポリコットンを選ぶのがおすすめです。
質感について
ハワイアンファブリックを前提としてのお話。パウによって生地の質感はそれぞれです。
例えば、通販などの店舗によっては、生地の厚みを「標準(ふつう)」「薄め」と表記して下さっている所もあります。
私が買った感覚(あくまで感覚です)としては、標準的な厚みの生地よりも、薄めの生地の方が スカートが風を含んで、揺れがふわりふわり軽やかになる印象です。
染料の量によっても、生地の質感は変わるようです。濃いめの生地の方が薄い色目の生地よりも若干硬めの風合いになる場合があります。
その他パウスカートとなる素材
練習用として使われる事は少ないですが、市販品としてサテンやレース・オーガンジーといった素材のものも売られています。
生地の柄のデザイン
生地の柄(模様)デザインの仕方により、柄にも呼び方があります。
総柄・全柄
生地全体に柄があるものを言います。
ボーダー柄
裾に柄がボーダー状に入ったもの、柄が遠目で見て方向性があるものを言います。柄がパウの大部分を占めていても、一定の方向性があるものは、これにあたります。
柄が無い無地のもの。画像は4本ゴムナイトブルー(青系)パウスカート。
【取り扱いショップ】
パウスカートショップ
生地の柄・文様の種類
生地の柄は様々ですが、人気の模様をご紹介します。曲に合わせて、あるいはお好きな柄を見つけて履いてみるのもいいですね。
花・植物の柄
プルメリア・ハイビスカス・レフア・イリマ・キングプロテア・ティアレ・ティーリーフ・モンステラロケラニ(ローズ)といった多くの花・植物が用いられます。
【取り扱いショップ】
maka hou HILO楽天市場店
生き物の柄
ホヌ・珊瑚・ヒトデのモチーフを見かけます。
【取り扱いショップ】
MuuMuuMama
古典柄
ハワイの伝統的な柄のもの、幾何学模様のものを言います。フラをするなら一枚は欲しくなる柄だと思います。
他
フラガールや楽器(ウリウリ・イプ・ウクレレ)をモチーフにしたパウスカートも見かけます。パラカというかわいいチェック柄も人気です。
パウスカートの選び方のまとめ
どうでしょう。お好きなパウスカートが何となくイメージできましたでしょうか?
結論ですが、スポーツクラブのスタジオプログラムなど”自由参加型”の所なら自分の好みで自由に選んで大丈夫だと思います。
お月謝があるようなフラのお教室・ハラウに入る場合は、指定のパウがあるかもしれませんので、お教室の先生に聞いてみるのがベストです。
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