
フラダンスに欲しい体幹と鍛え方
例えタイプの違ったフラダンスを見たとしても、美しいなあ~と感じてしまう踊り手さんにある共通点は「体幹」だと感じています。
フラを習っている人なら、お教室でも「体幹」という言葉を耳にした事はあると思います。
まず体幹について整理。
目次
体幹とは
体幹とは、広い意味では手足以外の「胴体」のこと、狭い意味では身体の深い部分にある「インナーマッスル」の事をさします。
ダンスにおいては、主にインナーマッスルの事をさすことが多く、背骨・肩から腰にかけてあるいくつかの筋肉の事をさして使われます。このインナーマッスルには別名が色々あって、「深層筋」「姿勢保持筋」とも呼ばれます。
素敵に踊る方の まるで軸が通ったような身体の種明かしとしては、身体の中に 当たり前ですが実際には軸なる棒は入っておらず「体幹」と呼ばれるもの達が体の動きをサポートしてくれているからなのですねぇ。
体幹を鍛えるメリット・利点
インナーマッスルの強度が上がると、フラダンスにどんな良い事があるのでしょうか。私なりに分析?してみたものを挙げてみました。思い返して見て、たくさんの諸先輩方が おっしゃっていた事でもありますが。
姿勢が良くなる
ダンスをするのに適した姿勢になります。インナーマッスルが付くと、真っ直ぐに立つことが出来るようになり、骨盤の曲がりや傾き・ゆがみも解消され綺麗な立ち方が出来るようになります。
美しい無駄の無い動きが出来るようになる
体幹が付くと、いわゆる体の軸ができた状態になります。この効果により、効率的な動きができるようになります。ダンスにおける効率的な動きができる・・・とは、目で見て 無駄の無い美しい動きが出来るようになる事でしょう。体がブレたりムダな動きが多いなあと感じる方は、体幹が少し弱いのかもしれません。
超欲しい体幹ですが、一体どうしたら良いのでしょうか。
アウターマッスル(いわゆる外側の筋肉・見える筋肉)をやたらムキムキと鍛えるのとは、違うのだそうですよ。
ダンスに必要な体幹を作る筋肉は、すごくざっくりですが
腹横筋、腸腰筋 というお腹の筋肉
広背筋 という背中の筋肉
股関節まわり不安定さをなくす お尻の筋肉、大殿筋
です。
筋トレ初心者にも出来る!フラに必要な体幹のトレーニング方法
インナーマッスルを効果的に鍛えるためには、まず「ドローイン」という呼吸法を身に着ける事良いようです。筋トレをガシガシやるよりも、まずこのドローインの呼吸法に慣れる事これが大切。
一番最初にやるべき体幹トレーニングは、このドローイン。
このドローインは、腹横筋を鍛えるトレーニングです。腹横筋とは胴体を支える大切なインナーマッスルで、ここをしっかりさせることで、良い姿勢をキープする力が付きます。反り腰や猫背でお悩みの方にも効果的です。
ドローインは、ピラティスの呼吸法ですが、理学療法などにも取り入れられており、科学的にも効果が実証されているものなんだそうです。色々な種類の筋トレが続くか分からないという人は、まずはこの「ドローイン」という呼吸法だけでも、毎日やってみると良いですよ。
【コナミスポーツさんが公開してくれているドローインのやり方】
始めは、出来ているのか分かりづらいのですが、続けてみてください。ジムなどに通っていらっしゃる方は、ピラティスに出てみてドローインを練習するのもいいかもしれません。このドローイン、ぽっこりのお腹も解消されるのでおススメですよ。
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